カテゴリー
作成日/修正日 | 2015/10/7 | 2015/11/4 |
対応Cubitバージョン | 15.0.1, 15.0.4, 15.1.2,15.1.4 | |
カテゴリー | CFD BCs→Create→Boundary Condition | |
GUI | CFD BCs→Create→Velocity Inlet | |
TUI | create cfd_bc name “$” velocityinlet on surface <id>s | |
キーワード | 境界条件,分割,設定,流体 | |
Key Word | Boundary Condition,Surface,CFD |
分割されたSurfaceをまとめて一つの流体境界条件として設定する方法について(CFD-BCs)
Trelisで分割されたSurfaceをまとめて一つの流体境界条件として設定する方法について説明します.Trelisで境界条件の各面を設定する場合はSidesetという情報にまとめられます.ただし流体境界条件設定で幾つかのSurfaceをまとめて境界設定すると自動的にSidesetの面情報として作成されます.境界面をまとめても各ブロックの情報が独立している場合には流体ソフト側での読み込み時に面情報が分割されてしまうことがあります.この場合は各VolumeをBlockとしてまとめるか,メッシュの出力時にブロックをまとめるオプション(consolidate)にチェックを入れてください.ここでは円管の出入り口にVelocity InletとPressure Outletを設定する例題で説明します.
Fig 1 円管の出入り口に境界条件を設定する例
作業内容
ここでは円管の入り口にMy_Inletという名前のVelocity Inletと出口にMy_outletのいうPressure Outletを設定例で説明します .
1. CFD BCsのCreateをクリックしてVelocity Inletを選択します.
➢ CFD BCs→Create→Velocity Inlet
2.Nameにcheckを入れて名前(My_Inlet)を入力します.
➢ Name [Check]
➢ Name [My_Inlet]
3. Surface ID(s)をCheckしてSurfaceの面IDを入力します.
➢ Surface ID(s) [check]
➢ Surface ID(s) [20 14 26 28]
4. ApplyでInletが設定されます.
➢ Apply
5. CFD BCsのCreateをクリックしてPressure Outletを選択します.
➢ CFD BCs→Create→Pressure Outlet
6.Nameにcheckを入れて名前(My_Outlet)を入力します.
➢ Name [Check]
➢ Name [My_Outlet]
7. Surface ID(s)をCheckしてSurfaceの面IDを入力します.
➢ Surface ID(s) [check]
➢ Surface ID(s) [18 16 24 30]
8. ApplyでOutletが設定されます.
➢ Apply
Fig 2円管の出入り口に境界条件の設定
9. 境界面が設定されるとSidesetが作成されます.SidesetはPower Toolに表示されていますので2個追加されていることを確認してくささい.このSideset 1とSideset 2をマウスでクリックすると設定した面がWindow Panelの形状でハイライトしますので確認出来ます.
Fig 3 Sideset情報の確認
10.作成したメッシュをFluent形式でExportします.TypeをFluentに設定してファイル名を入力してOKを押してください.サブパネルが開きますのでここでConsolidate BlocksにCheckを入れてください.Finishを押すとメッシュがExportされます.
Fig 4 Fluent MeshへのExport
10. ExportしたメッシュでConsolidateオプションの設定のon offの相違が確認出来ます.
Fig 5 Fluentでの境界情報
(ジャーナル)分割されたsurfaceをまとめて一つの流体境界条件として設定する方法(CFD-BCs) |
reset ## create cylinder height 10 radius 1 webcut body 1 with plane xplane offset 0 merge webcut body 1 2 with plane yplane offset 0 merge volume 1 2 3 4 scheme auto mesh volume 1 2 3 4 ## create cfd_bc name “My_Inlet” velocityinlet on surface 20 14 26 28 create cfd_bc name “My_Outlet” pressureoutlet on surface 18 16 24 30 ## export fluent “Fluent_My_BC.msh” overwrite everything consolidate |